スピッツ 「醒めない」 直後感想
◉醒めないを一周通して聴きました。直後の感想って良く考えたらリアルタイムでしか書けないなと思ったので、大雑把にですが残しておきます。
「何だこれは」
◾︎いや〜元気なアルバム、と言ってましたが疾走感がヤバいですね。バンドサウンドを保ちつつ色んな方向に振り切って遊んでる感じ。こういう感じの、停留所が「モニャモニャ」の一回、みたいなアルバムは今まで無かったんじゃないだろうか。
◾︎歌詞の方はまだ詳しく聴けてないので何とも言えないのですが、サウンド面が物凄い好み。特にベース。かなり音がクリアで前面に出てきてるので、「ミュージック」の「イコライザ」で「Bass booster」にしてるのか確認してしまった。かと言って、ギターの音が消されてる訳でもなく。ドラムもそうですが、「インディゴ地平線」の頃のサウンドと聴き比べると段違い。
◾︎リズムで緩急をつけて特徴をつけてる曲が多い印象ですね。ドラムは叩くの難しそうですけど、そこは崎ちゃんって感じかな。
◾︎一聴して気に入った曲は「ハチの針」「ブチ」、次点で「醒めない」「グリーン」ですかね。まぁ歌詞も含めないとこの辺は何とも。
でも、「ブチ」がこのアルバムで一番好きな曲ってのは今後変わらないんじゃないかな。僕の中ではこのアルバムのアンカーみたいなイメージ。まぁ詳しい理由は個々の楽曲とアルバム全体考察の時にいずれ。
◾︎アルバム全体のイメージも輪郭は見えてきたので、歌詞カードも読み込んでじっくり捉えて自分のモノにしたいです。
スピッツ 15thアルバム「醒めない」がキタ
◉遂に「醒めない」のベルゲン盤が来ました。この日の為に3年間生きてきたと言っても過言ではない。フラゲ報告で散々焦らされたからなぁ……。
◾︎取り敢えずLIVE音源の方もあるんで、一通り聴きこんでから一曲ずつとアルバム全体の考察なんかを上げていきたいっす。
◾︎歌詞カードも右開き。昔のスピッツっぽい。見た感じだとやっぱり今アルバムの歌詞は事前に聞いてた通り攻撃的だなぁと感じる。
◾︎ポスター表面はアー写にサインの入ったもの。裏面は逆光で顔の見えないスピッツメンバー。フェイクファーっぽい感じがする。
◾︎web上でのみ試聴可能なMVのメイキング映像が見られるカードも。この構図と色味も渋めで結構好き。
◾︎ゴースカのLIVE音源の方は、「ホタル」と「甘ったれクリーチャー」が入ってるだけでかなり満足かな。個人的には胸に咲いた黄色い花も48位記念で折角やったのだから収録して欲しかった。それとテツヤの999を入れて欲しかったw
後は、最近のLIVEでやった初期のレア曲はガンガン音源や映像として残していって欲しい。横浜サンセット映像化はまだ待ち続けている……
◾︎早く聴き込みたい気もするし、まだとっておきたいような気もする不思議な心地。
スピッツ 「醒めない展」 感想
◉スピッツの「醒めない展」に行ってきました。以下感想
◾︎今回はVRメインという事で、小さな生き物展よりはかなり展示は少なめです。なので、入場代500円+VR代500円ですが、実際の内訳は入場代200円+VR代800円って感じですね。と言うか、VRはそれ以上払っても良いくらいの出来でした。
◾︎まずは展示から。
▽入ってすぐのスペースの真ん中にはモニャモニャの模型と、奥にアー写で使ったと思わしきジャケットとズボンが飾ってありました。脇にはスピッツからのお礼の色紙。
▽右にはグッズ。まぁ勿論全買いですね。MUSICAも置いてあったんで、買えなかった人は丁度いいかも。後はスピッツのエッセイ本と、隣に「とげまる」発売に際して特集が組まれた雑誌が置いてありました。(何で?w)
▽左の壁には、メディアに公開されてるのとは若干違うアー写と、その隣にモニャモニャ(幼少期)の写真。可愛い。
▽奥のカーテンをくぐると、広いスペースにVR用の個室みたいなテントが十個程度置いてあって、左の壁には「小さな生き物展」の時と同じ様にレコーディングの時のメンバーの写真がいっぱいありました。個人的には、四人揃った時の写真が無かったのはちょっと残念。
▽さて、いよいよメインのVR体験。何が来るのかな〜と期待してたら、「ブチ」のスタジオライブでした!ゴースカでは聴いた筈なんですが、全然印象が違う。正直今の所既出の曲では一番好きです。歌詞も「ガラクタ」で見え隠れした遊び心が堪らない。「ムエタイの女の子」なんて歌詞が来るなんて想定外w
映像の上部に歌詞が浮き出てくるんですけど、VRってそういう事も出来るんですね。最近は凄いなぁ……。
メンバー一人一人をじっくり見ました。
▶︎マサムネはカメラの目の前だからか、照れてカメラに目線は殆ど無く。最後にこちらを撫でている?様な仕草をするので、女性には堪らんだろうなと。(僕は男なんで何か気恥ずかしかったですねw)
▶︎その後ろの崎ちゃんは楽しそうにニコニコとドラムを叩いてましたね。安定感抜群のドラム。映像の最後でドヤ顔でスティックを回していたのがジワジワ来ましたw
▶︎左奥にクージーのキーボード。我慢出来なくてiTunesで聴いてしまったんですが、CD音源の方がキーボードが前に出てますね。最早五人目のスピッツと言っても過言ではない。
▶︎右にはテツヤ。最初は遠い位置にいたんですけど、間奏の時にドンドン近くに来てくれて良かった。結構ノリノリで弾いてました。
▶︎左には田村。やっぱり来るな来るなと思っててもベースのグリスが本当に堪らない。あの低音から高音へ一気に持っていく心地よさは最高ですね。まぁスタジオなので動きはダンスは抑え目なんですが、スペースは広くとってあったw
曲が終わった後、全員が一斉に楽器を掻き鳴らしている時に、猫みたいなヌイグルミをカメラに向けて持ってきて前で動かしてきたのは、同性かつ自分よりメチャクチャ歳上なのに可愛らしかったですねw
▽個人的には、VRがメチャクチャ良かったです。VRを見に行くだけでも全然価値はあると思います。ただ、一度に使用できる機材・場所に限りがあるので混雑しそう。(自分は初日で平日の昼間に行ったので、待ち時間0でかなりスムーズでした)
◾︎良くスピッツ関連のラジオが流れるFM802を聴けないのは大きな痛手ですが、こういう時は関東圏に住んでいる事を誇らしく思えますね。
スピッツ 「リズム&ドラム・マガジン」と「Tresen+」感想
◉以下、リズム&ドラムマガジンの感想
◾︎やはり、今回のアルバムが終始「ロックバンドとしてのドラムの音」に拘って収録した事が書かれていましたね。
◾︎新アルバムは既出曲のスネアの音がもうメチャクチャ好みで。昔のアルバムと比べると、収録環境の差もあるでしょうが聴いていて心地よい。今作は音に拘ってワザワザアナログで収録してるらしいですね。
◾︎「ストロークの高さを同じにする」「同じ打点」などの意識も持っているそうで。後は、「レコーディングはライブの様に、ライブはレコーディングの様に」というスピッツ内で共有されている認識についても言及。
◾︎崎ちゃんのグレッチのドラムは色合いが渋くて良いですね〜。みなとはマサムネのギターも含めてグレッチグレッチだったって事か。
◾︎「皆下手からスタートして切磋琢磨したからここまで来れた、誰か一人が飛び抜けて上手くて他人に指示する感じならダメだった」という発言には、スピッツらしいなと。ライブバンドとしてライブでの経験を重ねて技術を洗練させてきたのですから。
◾︎ベースマガジンの方もそうですが、この他にも機材の事や技術の事が詳しく書いてあるので、超オススメです。やっぱり真面目モードも良い。
◉Tresen+を聴きました。
◾︎初めて聴いた話で声を出して笑ってしまったのは、「テツヤが崎ちゃんの差し出した缶コーヒーの中にタバコの灰を落としてブチ切れられた」というエピソード。マサムネのライブ中のガムの件と言い、「旅の途中」で載っていたホコ天の雨の中での機材運びの話と言い、昔の崎ちゃんは結構キレキレだったっぽいっすねw
◾︎後は、マサムネと田村が「てっちりとふぐちりは同じか違うかで険悪になった」とか。この頃がスピッツの一番の解散危機とも言っていて、ある意味安心。
◾︎田村のこんにゃく入りカレーとか崎ちゃんの中華鍋チャーハンとかも食べてみたいっすね。
◉そう言えば全く別の話なんですけど、スピッツがツイキャスに初出演という事で。その時は家に帰れていなかったので見れなくて死ぬ程悔しいです……。
◉後、前の記事あたりから「田村」って言ってますけど、あだ名みたいな感じで認識してるんで失礼かもしれないですけどご了承ください。
FM802「OSAKAN HOT 100」スピッツ感想
◉スピッツの為にradikoプレミアム入った(笑)んで聴きました!
七月終盤のスピッツラジオラッシュに嬉しくも苦笑い……平日の夜はキツいっすね……w
◾︎やっぱりマサムネさんの声は聴いてて安心しますね〜。今日は10代生電話という事で。羨ましすぎる……!二人共可愛い女の子だったんで、今度は同性として野郎との会話も聴いてみたいっす。
◾︎一人目の女の子(14)
Q「お金使い過ぎて、お母さんが最新アルバム買ってくれない」
田村「他に良いバンドいっぱいあるしね」
草野「レンタルでも」
いやいやw
Q「恋愛ソングはどうやって書くの?」
草野「恋愛が上手くいってないからこそ妄想が膨らんで書ける。モテモテの人にはあんまりこういう曲書けないんじゃない?
非リア充に響いて欲しい(笑)」
まぁ確かにそういう面はあるかもしれないですね。逆に、ハチミツ期は恋愛も上手くいって絶頂期だったと。
◾︎二人目の女の子(17)
Q「くじ引きバンドでギクシャク、どうしたら?」
草野「この人となら絶対気が合うな、って人と絆を保ちつつ、他のバンドも楽しむ!」
確かにそうですね。
田村さんは確か「喧嘩する奴とバンド組むな」って言ってまして大いに同意なんですけど、くじ引きなら不可抗力ですし。経験だと思って楽しむのが良いですね。
「スピッツのメンバーはギクシャクとか無い」とも言ってまして、知ってたけど嬉しい。
◾︎その他
草野「ミュージシャンは夏に働くもの」
↓
田村「昔はお盆休んでた」
DJ「夏に向けて体調は大丈夫?」
↓
草野「大丈夫、って言ってると大丈夫な気がしてくる(笑)」
草野「熊本で『大分〜』と叫んで、ブーイングを食らってしまってトラウマ」
草野「女々しくて、は最初だけカバーする人が多いけど、だったら俺らは
しっかりやろうと思って。コードの展開も結構複雑で速いんだよね。」
◾︎最後の一言
三輪「まだ大阪にいるので声聞こえると思うからよろしく!」
崎山「醒めない 聴いて下さい(笑)」
田村「今となっては好きな大阪に七月に三回も来られるのが嬉しい」
草野「良いアルバムができたので、何らかの形で聴いてくれたら嬉しいです!」
◾︎以上です。
ラジオも、聴けたらちょくちょくこんな感じか、これよりちょっと短く感想まとめようかな……。(多分毎回興奮して聴き流しなので、中身の正確性は保証出来ない……)
追記:THIS WEEK'S CHARTは桑田佳祐「ヨシ子さん」を押さえてスピッツが1位!おめでとう!
スピッツ 7月の出演・掲載情報まとめ
◉時系列順です。ラジオは◯、雑誌は★、TVは□
◯7/24 (日)FM802「OSAKAN HOT 100」
◯7/25 (月) FM802「FLiPLiPS」
★7/25 (月)「リズム&ドラム・マガジン」 ※﨑山
◯7/25 (月) FM大阪「遠藤淳のYou’ve Got a RADIO!」
◯7/26 (火) bayfm「it!!」
◯7/26 (火) FM横浜「Tresen+」
◯7/26 (火) FM-FUJI「タイムマシーン3号 俺たちの穴!」
◯7/27 (水)kiss FM KOBE 「4 SEASONS」←new!
◯7/27 (水) InterFM「The Dave Fromm Show」
◯7/27 (水) TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」
◯7/28 (木) NACK FM「GOGOMONZ」
□7/29 (金)テレ朝 Mステ
□7/29 (金)日テレ バズリズム
★7/30 (土)「ROCKIN’ ON JAPAN」
◯7/31 (日) J-WAVE「SAISON CARD TOKIO HOT 100」
◾︎いやいやいやいや、こんな出るの……?
前作のアルバムの時ってこんなに出演してたっけ……?
何はともあれ楽しみだ。
◾︎追記:「みなと」に引き続き再度Mステwアルバム発売後だし「コメット」とかでも良かったのでは……?
ベースマガジン(田村) 感想
以下ネタバレ
◾︎田村特集!という事で、自分は音楽的な知識はほぼ皆無なんですけど結構楽しめました。
◾︎とは言え、やはり完全には理解出来ずアヤフヤなところも以下多々あるので、興味のある方は是非読んで下さい。
◾︎機材に関しては、この前のMステで使ってたFenderのベース(Twitterでハマ・オカモトさんが言及していたもの)の写真とかが載ってて「おお」ってなりました。低音域がお気に入りだそうで、確かに良い音だった気がします。後は60年代モノのかなり禿げあがったベースとか。
拘ってるピックも、あんなにLIVEでホイホイ投げて良いんですかね……w
スピッツ御用達アンプのKEMPERの話も。
◾︎新アルバムに関してもちょこっと書いてありましたね。「醒めない(アルバム)」がほぼ全曲ピック弾きだとか、「こんにちは」がセルフプロデュースで高域で展開してる?だとか……。
雪風が最後和音で終わってるのは今まで気付いていなくて、慌てて聴き返しました。
◾︎LIVEでグリッサンドが多いのも、ちゃんと意味がありましたね。確かにグリスは音の動きが分かりやすい。
後は同じ音でも前の音と同じ弦で弾いて微妙なニュアンスの違いを出すとか……
◾︎ラジオでオンエアされた新曲は基本アナログ式で録音して低音スカスカなんで、早く「コメット」のベースとか聴きたいです。