スピッツ好き

スピッツ好きのメモ。ブログは初心者。更新頻度はまちまち。

初聴者のススメ(アルバム特徴編)

◉「ロックロックこんにちは」が終わりましたね。自分は例の如くチケットが外れ、夢の大阪遠征とは行かなかった訳ですが。

 

 

 

それより、やはりフェスに行くとスピッツに惚れ込む人が一定数存在する様で嬉しい限りです。Twitterでサーチをかけている感じだと、特にRADWIMPSのファンから好印象でしたね。

 

 


若手で人気のあるindigo la endNICO Touches the Walls、Czecho No Republicらのルーツも本人がスピッツだと言っていますし、やはりスピッツもそういう若手から尊敬の眼差しを浴びる世代になってきたんですね。

 

 

 

 

 

◉と言う事で

 

フェスで新たにスピッツに興味を持った方々

 

 

或いは

 

 

・「自分の好きな◯◯のルーツであるスピッツってどういうバンド?

 

 

・「スピッツってロビンソンとチェリーと空も飛べるはずの三発屋でしょ?


という方々に是非ともオススメしたいオリジナルアルバムのランキングを作りました。

要は、「スピッツ初めて聴くけど、どのアルバムから聴けばいいの?」という方の参考になればいいかなと。

 

 


◾︎まずはスピッツのアルバム毎の特徴を簡単に。

 

 

1st :スピッツ
……全体的に陰鬱としている。変態的で意味不明な歌詞。スピッツの根底の世界観は多分一番押し出されている。一言で表すと「狂人」

 

 

2st:名前をつけてやる
……主人公が突き抜けている感じ。世界観が定まっており、アルバム一枚で完成された一作品という感じ。パンクバンドっぽい。変態。一言で表すと「傲慢」

 


3rd:惑星のかけら
……グランジ色が強い。曲調は色んな方向に振れてはいるものの、ロックな感じはスピッツのアルバムでも強い方。変態。一言で表すと「刺激」

 


4th:Crispy!
……底抜けに明るいポップ。この頃から売れ線狙いの影響で変態性は若干抑えられる。バンドサウンドはかなり薄め。一言で表すと「純粋」

 

 

 

5th:空の飛び方
……前作よりはバンドサウンドが強いが、Crispyの影響がある曲がちょいちょいアリ。可愛い曲多め。一言で表すと「軽快」

 

 

 

6th:ハチミツ

……スピッツで一番売れたアルバム。捨て曲がないスピッツの中でも捨て曲ナシ。バンドサウンドを保ったポップという感じかな。一言で表すと「可憐」

 

 

 

7th:インディゴ地平線
……前作の明るいポップから一転、暗くて内向的な傾向が見られる。可愛い感じはなくなり、男らしさが出てくる。一言で表すと「衝動」

 

 

 

8th:フェイクファー
……バンドサウンドがこの頃辺りからより強くなる印象。後半は様々な曲調の楽曲が登場するが、世界観は一貫している。一言で表すと「歪曲」

 

 


9th:隼
……マイアミショックの影響で今までのイメージから一転、激しいロック調へ。スピッツの中では一番ロックしており、サウンドの原点を垣間見れるアルバム。一言で表すと「暴走」

 

 

 

10th:三日月ロック
……このアルバムから、最新作醒めないまで続く亀田プロデュース。今まで輪郭がボヤけていた音が引き締まった感じ。打ち込みの曲や歌詞のフレーズが面白い曲もあり随所で遊んでいる印象。一言で表すと「雑然」

 

 

 

11th:スーベニア
……ストリングスやピアノ多めで派手なサウンド。シンプルなバンドアレンジではないが、壮大な曲が多い。この頃から前向きで強くストレートな歌詞が多い。一言で表すと「美麗」

 

 

 

12th:さざなみCD
……個人的には、一番売れたハチミツ以外だと一番世間のスピッツのイメージに合っているので最初にオススメしやすいアルバム。全編通して明るめでストレート。可愛い曲から応援ソングまであり。一言で表すと「陽光」

 

 

 

13th:とげまる
……「一曲毎にダウンロードされても良いように作った」と言うだけあり、全曲シングルクオリティ。だが音圧が高いので若干耳に障るかもしれない。以前の「捻くれ」が少しだけ見え隠れしている。一言で表すと「派手」

 

 


14th:小さな生き物
……初期中期の鬱々とした雰囲気が全体に流れている。ストリングスを排除したシンプルなバウンドサウンドは聴き心地もよく、演奏時間の短さも含めてアルバム通して聴きやすい。一言で表すと「灯火」

 

 


◾︎個人的には、シングルを順番に集めたベストアルバム

 

・「SpitzComplete Single Collection
CYCLE HIT 1991-1997

 

 

・「Spitz Complete Single Collection CYCLEHIT 1997-2005

 

を最初に聴く事を強く推奨します。その中で気に入ったシングルが入っているアルバムを借りるのが良いでしょう。

 

 

◾︎決め手に欠ける時は、上記のベストアルバムが網羅していないシングルが収録されている

・「さざなみCD

 

・「とげまる

 

 

辺りがキャッチーかつメロディアスなので聴きやすいと思います。

 

 

◾︎スピッツ史上一番売れた「ハチミツ」も初めてのアルバムにはオススメです。

 


◾︎フェスなどでスピッツを知って、演奏力とロックな感じに惚れ込んだ方は「」が良いでしょう。

 

 


◾︎逆に、初期三作品はあまりオススメしません。世間的なスピッツのイメージを覆すには持ってこいですが、初めての方だと拒否反応が出るかもしれないので。

 

 ※「フェイクファー」以前のアルバムはリマスター版が出ているのでそちらをオススメします。

 

※「小さな生き物」の通常盤は名曲「エスペランサ」や「あかさたな」のspecial liveが収録されていないので、あまり推奨しません。


では次の記事ではテーマ毎にオススメアルバムのランキングを見ていきます。