スピッツ好き

スピッツ好きのメモ。ブログは初心者。更新頻度はまちまち。

初聴者のススメ(アルバムテーマ別ランキング編)

スピッツアルバムの
テーマ別オススメランキング〜


A.恋愛中

1.ハチミツ
2.インディゴ地平線
3.空の飛び方

 

 

B.失恋した人

1.フェイクファー
2.インディゴ地平線
3.小さな生き物

 

 

C.スピッツの真髄を知りたい

1.フェイクファー
2.スピッツ
3.隼

 

 

D.明るい気分になりたい

1.Crispy!
2.三日月ロック
3.ハチミツ

 

 

E.ノリノリ

1.とげまる
2.三日月ロック
3.ハチミツ

 

 

F.アルバム通して楽しみたい

1.名前をつけてやる
2.小さな生き物
3.インディゴ地平線

 

 

G.暗く沈みたい

1.スピッツ
2.名前をつけてやる
3.惑星のかけら

 

 

H.キャッチーな曲が多い

1.さざなみCD
2.とげまる
3.ハチミツ

 

 

I.辛い時

1.小さな生き物
2.さざなみCD
3.スーベニア

 


J.綺麗な曲が聴きたい

1.スーベニア
2.Crispy!
3.ハチミツ

 

 

K.ストーリーがありそうなアルバム

1.フェイクファー
2.インディゴ地平線
3.小さな生き物

 

 

 

 

※随時更新中です(まずテーマが思い付かない)

初聴者のススメ(アルバム特徴編)

◉「ロックロックこんにちは」が終わりましたね。自分は例の如くチケットが外れ、夢の大阪遠征とは行かなかった訳ですが。

 

 

 

それより、やはりフェスに行くとスピッツに惚れ込む人が一定数存在する様で嬉しい限りです。Twitterでサーチをかけている感じだと、特にRADWIMPSのファンから好印象でしたね。

 

 


若手で人気のあるindigo la endNICO Touches the Walls、Czecho No Republicらのルーツも本人がスピッツだと言っていますし、やはりスピッツもそういう若手から尊敬の眼差しを浴びる世代になってきたんですね。

 

 

 

 

 

◉と言う事で

 

フェスで新たにスピッツに興味を持った方々

 

 

或いは

 

 

・「自分の好きな◯◯のルーツであるスピッツってどういうバンド?

 

 

・「スピッツってロビンソンとチェリーと空も飛べるはずの三発屋でしょ?


という方々に是非ともオススメしたいオリジナルアルバムのランキングを作りました。

要は、「スピッツ初めて聴くけど、どのアルバムから聴けばいいの?」という方の参考になればいいかなと。

 

 


◾︎まずはスピッツのアルバム毎の特徴を簡単に。

 

 

1st :スピッツ
……全体的に陰鬱としている。変態的で意味不明な歌詞。スピッツの根底の世界観は多分一番押し出されている。一言で表すと「狂人」

 

 

2st:名前をつけてやる
……主人公が突き抜けている感じ。世界観が定まっており、アルバム一枚で完成された一作品という感じ。パンクバンドっぽい。変態。一言で表すと「傲慢」

 


3rd:惑星のかけら
……グランジ色が強い。曲調は色んな方向に振れてはいるものの、ロックな感じはスピッツのアルバムでも強い方。変態。一言で表すと「刺激」

 


4th:Crispy!
……底抜けに明るいポップ。この頃から売れ線狙いの影響で変態性は若干抑えられる。バンドサウンドはかなり薄め。一言で表すと「純粋」

 

 

 

5th:空の飛び方
……前作よりはバンドサウンドが強いが、Crispyの影響がある曲がちょいちょいアリ。可愛い曲多め。一言で表すと「軽快」

 

 

 

6th:ハチミツ

……スピッツで一番売れたアルバム。捨て曲がないスピッツの中でも捨て曲ナシ。バンドサウンドを保ったポップという感じかな。一言で表すと「可憐」

 

 

 

7th:インディゴ地平線
……前作の明るいポップから一転、暗くて内向的な傾向が見られる。可愛い感じはなくなり、男らしさが出てくる。一言で表すと「衝動」

 

 

 

8th:フェイクファー
……バンドサウンドがこの頃辺りからより強くなる印象。後半は様々な曲調の楽曲が登場するが、世界観は一貫している。一言で表すと「歪曲」

 

 


9th:隼
……マイアミショックの影響で今までのイメージから一転、激しいロック調へ。スピッツの中では一番ロックしており、サウンドの原点を垣間見れるアルバム。一言で表すと「暴走」

 

 

 

10th:三日月ロック
……このアルバムから、最新作醒めないまで続く亀田プロデュース。今まで輪郭がボヤけていた音が引き締まった感じ。打ち込みの曲や歌詞のフレーズが面白い曲もあり随所で遊んでいる印象。一言で表すと「雑然」

 

 

 

11th:スーベニア
……ストリングスやピアノ多めで派手なサウンド。シンプルなバンドアレンジではないが、壮大な曲が多い。この頃から前向きで強くストレートな歌詞が多い。一言で表すと「美麗」

 

 

 

12th:さざなみCD
……個人的には、一番売れたハチミツ以外だと一番世間のスピッツのイメージに合っているので最初にオススメしやすいアルバム。全編通して明るめでストレート。可愛い曲から応援ソングまであり。一言で表すと「陽光」

 

 

 

13th:とげまる
……「一曲毎にダウンロードされても良いように作った」と言うだけあり、全曲シングルクオリティ。だが音圧が高いので若干耳に障るかもしれない。以前の「捻くれ」が少しだけ見え隠れしている。一言で表すと「派手」

 

 


14th:小さな生き物
……初期中期の鬱々とした雰囲気が全体に流れている。ストリングスを排除したシンプルなバウンドサウンドは聴き心地もよく、演奏時間の短さも含めてアルバム通して聴きやすい。一言で表すと「灯火」

 

 


◾︎個人的には、シングルを順番に集めたベストアルバム

 

・「SpitzComplete Single Collection
CYCLE HIT 1991-1997

 

 

・「Spitz Complete Single Collection CYCLEHIT 1997-2005

 

を最初に聴く事を強く推奨します。その中で気に入ったシングルが入っているアルバムを借りるのが良いでしょう。

 

 

◾︎決め手に欠ける時は、上記のベストアルバムが網羅していないシングルが収録されている

・「さざなみCD

 

・「とげまる

 

 

辺りがキャッチーかつメロディアスなので聴きやすいと思います。

 

 

◾︎スピッツ史上一番売れた「ハチミツ」も初めてのアルバムにはオススメです。

 


◾︎フェスなどでスピッツを知って、演奏力とロックな感じに惚れ込んだ方は「」が良いでしょう。

 

 


◾︎逆に、初期三作品はあまりオススメしません。世間的なスピッツのイメージを覆すには持ってこいですが、初めての方だと拒否反応が出るかもしれないので。

 

 ※「フェイクファー」以前のアルバムはリマスター版が出ているのでそちらをオススメします。

 

※「小さな生き物」の通常盤は名曲「エスペランサ」や「あかさたな」のspecial liveが収録されていないので、あまり推奨しません。


では次の記事ではテーマ毎にオススメアルバムのランキングを見ていきます。

スピッツ好きなランキング


◉音楽に優劣は無いですが、順位を付けるのは好きなので「スピッツの好きなランキング」を自分なりに作ってみました。

 

〜オリジナルアルバム〜

1.フェイクファー
2.インディゴ地平線
3.隼
4.名前をつけてやる
5.小さな生き物/醒めない
6.惑星のかけら

---壁-----------------

7.ハチミツ
8.スピッツ
9.とげまる
10.さざなみCD
11.三日月ロック
12.空の飛び方
13.スーベニア
14.Crispy!

 

 

醒めないが上位に来ると良いなぁ……w

 

 

中期のアルバムが上位に来ていますが、個人的には現在の最新作である小さな生き物はかなりツボでした。スピッツ楽曲の代名詞である「スルメ」を体現したアルバムだと思います。

 

※追記(7/28)

醒めないメッチャ良かったす。

小さな生き物とどっちが好きかな……って聴き比べてたら、 今の段階だと差がつけられないなって思ったんで同率5位。

 


スペシャル・ミニアルバム〜

1.色々衣
2.花鳥風月
3.オーロラになれなかった人のために
4.おるたな

 

 

 


〜楽曲〜

 

◾︎以下のソートを使用させていただきました。一年前にもやったのですが、結果は全然違っていました。今回はシングル曲が上位に来たなぁという印象。スピッツは「アルバムバンド」と言われますが、シングル曲が良いのは勿論であります。
TOP51までです。(1曲はカバーソングのため)

 

 

自分の好きな楽曲の傾向とかが分かって新たな発見があるので、ファンの方には是非やってもらいたいですね。

 

 

※因みに、以下のソートは「小さな生き物」以降の楽曲は含まれておりません。その為、それ以降の楽曲に関してはフィーリングでランキングにブチ込みました。(更新されないかなぁ〜)

 

 

1位のフェイクファーは、自分の中でのスピッツのイメージソングです。(一曲で表すとしたらこれ!という感じ)

 

 

http://spica404.web.fc2.com/spitz_s1.html

 

 1.フェイクファー
2.渚
3.流れ星
4.ホタル
5.冷たい頬
6.夕陽が笑う、君も笑う
7.さわって・変わって
8.大宮サンセット
9.スカーレット
10.放浪カモメはどこまでも
11.夏の魔物
12.不死身のビーナス
13.HOLIDAY
14.アカネ
15.甘ったれクリーチャー
16.歩き出せ、クローバー
17.トンガリ'95
18.運命の人
19.日曜日
20.正夢
21.砂漠の花
22.ハネモノ
23.バニーガール
24.どんどどん
25.ウサギのバイ
26.恋する凡人
27.甘い手
28.恋のはじまり
29.ナナへの気持ち
30.チェリー
31.今
32.魚
33.スワン
34.グラスホッパー
35.夕焼け
36.死神の岬へ
37.インディゴ地平線
38.オケラ
39.エスペランサ
40.三日月ロックその3
41.恋のうた
(42.初恋に捧ぐ)
43.海を見に行こう
44.ガラクタ
45.涙がキラリ☆
46.Na・de・Na・deボーイ
47.スピカ
48.未来コオロギ
49.ガーベラ
50.クリスピー
51.夜を駆ける

 

 

 

 

 

★因みに、メンバーだと田村さんが一番好きです。女性だとやっぱり草野さんかな?男性は田村ダンスファン多そう。

 

スピッツの楽曲について③

◉詞の世界観

◾︎草野さんは歌詞制作にあたり「性と死」というテーマが根底にあると語っています。「尖っているもの」に「性」を、「丸いもの」に「死」を感じるそうです。
前者は「男性器」(を表していると捉えられるような楽曲が多々あります)など
、後者は「月」、「あわ」などがありますかね。
スピッツのほぼすべての楽曲にはこの二つのどちらか、或いは両方の要素が含まれています。
スピッツの曲は特に前者の「性」を含んだ、『「君」とのラブソング』が非常に多いです。

 

 

 

◾︎ここで、スピッツの自分なりの裏テーマを三つ考えてみました。


●一つ目は、「刹那の幸福」です。
「性」という一時的な欲望に身を委ね、「死」によって必ず終焉が到来する幸せに溺れる……。
やがて来る「終わり」を見据え、それを前提としてその一瞬の幸せを描いた歌詞が多いです。それは「君」といる時間であったり、「君」という存在であったりですね。「幻」や「夢」だと理解していても望んでしまう訳です。

 

スピッツ/インディゴ地平線

凍りつきそうでも 泡にされようとも
君に見せたいのさ あのブルー

 

スピッツ/さらさら

いつも気にしていたいんだ 永遠なんてないから
少しでも楽しくなって

 

 

●二つ目は、「ダメダメな主人公」です。
スピッツの歌詞に出てくる「僕」や「俺」は基本的にダメダメな人間です。

ですが、それによって聴き手側が、より歌詞に没入し共感しやすい仕組みになっています。

 

スピッツ/ビー玉

俺は狂っていたのかな
空色のナイフを手に持って

 

スピッツ/僕はきっと旅に出る

僕はきっと旅に出る 今はまだ難しいけど
初夏の虫のように 刹那の命はずませ

 

他にも、「〜したい」「したかった」など、願望系の語尾が多いですね。心で願うだけで行動に移せない場合も多々ありますw

 

 

●三つ目は「負の肯定」です。簡単に言うと、「開き直り」ですね。
これは一つ目と二つ目のテーマにも繋がってくるのですが、「負の側面・要素」を「それはそれでいいじゃん」というスタンスで開き直っている部分が多々あります。

 

スピッツ/フェイクファー

唇をすり抜ける くすぐったい言葉の

たとえ全てが嘘であっても それでいいと

 

スピッツ/ハヤテ

でも会いたい気持ちだけが 膨らんで割れそうさ
間違ってもいいよ

 


近年の邦楽の歌詞は、「頑張れ」「愛している」など、ストレートに気持ちを表現しているものが多いと思います。その真っ直ぐな感情を否定するつもりはありませし、そんな言葉に勇気付けられる場面も多々あると思います。

ただ、スピッツの「抽象的な心象描写」は、言葉にする事が難しい周辺の感情までもを汲み取ってくれる様な、そんな気がしてならないのです。

 

★長々と纏めてきましたが、スピッツの世界観は『鬱々とした閉鎖的な自分の世界に指す、一筋の希望(「君」やある種の「幸福」)』だと思います。

基本的に「小さな世界」で閉じいるので、現実的に見ると「結局何も行動として起きてなくね!?」って事は多いです。が、それが逆に押し付けがましくないので飽きない。

聴き手に共感を与えるのは、「陽」を強調させる「陰」の要素が大きいからでしょうね。

スピッツの楽曲について②

◉まず、自分の「邦楽」に対する見解を示します。

 

 

 

 

◉日本語について

◾︎邦楽は基本的に大部分の詞には「日本語」が使用されていますよね。邦楽は往々にして洋楽に見劣りすると評されがちですが、この「日本語」こそ邦楽の最大の個性にして魅力を含蓄する部分だと思います。

 

 

 

◾︎外国人の方は良く、日本語を習得するのに苦労されると耳にします。「多義語が多い!」「助詞助動詞の一つで意味が変わりすぎ!」「微妙なニュアンスの違いが分からない!」……そういった声が多いですね。
我々日本人も他人事ではなく、今だに流動的な日本語を持て余しているのも事実。使い方一つで凶器にもプレゼントにもなり得ます。

 

 

 

◾︎ですが、そこに日本語の妙があります。「難しい言語」という事は、逆にそれだけの「奥深さ」が存在するという事です。語の組み合わせが少し違っただけで、受け取り方も様々に変化します。

 

それを利用し、「シンプルで普遍的な語」の組み合わせを「意外性」と共に巧みに操ることで、個々人にあった多様な解釈を可能にする……それがスピッツの詞の魅力の一つです。

 

 

 

◾︎あの「ロビンソン」にも「宇宙の風」というフレーズが登場します。「宇宙」、「風」という単体の単語だと意味が理解出来るのに、「宇宙」+「風」というヘンテコな結合により「何を言っているんだ」という化学反応が生まれるわけですね。
ここで「宇宙は真空だから風吹かないでしょ」という風にバッサリ切り捨てるのは野暮というものです。この「何故?」という疑問に対し自分なりの「妄想力」を働かせる事が好きな人は、特にスピッツにハマると思います。

 

 

 

 

勿論、「意味なんてそもそもない」という解釈もアリです。何故なら、草野さん自身も解釈の幅を狭めないために特定の意味を公言していないので。

敢えての抽象的な表現により、歌詞の世界に想像の余地を与えているんですね。

 

 

 

 

次回は続けて、極めて独特な「詞の世界観」について触れたいと思います。

スピッツの楽曲について①

◉自分はスピッツというバンドがこの世で一番好きで、後にも先にも自分の中でスピッツという存在を越えるようなアーティストは多分出てこないと思います。

 

スピッツが唯一無二の存在である理由としては「楽曲の固有性」です。この項目ではこの魅力について語っていきたいと思います。

 

◉楽曲の「音」と「詞」

 

◆「音」に関して

スピッツ、と言えばヴォーカルの草野さんのクリアーなハイトーンボイスが印象的ですが、実はそれだけではなく、ギターの三輪さんのアルペジオ、ベースの田村さんのうねるベースライン、安定感があり手数も思った以上に多いドラムの崎山さんもスピッツの音楽性を大いに担っていると思います。

 

 

 

 

 

◼︎特に、ほぼ全楽曲において鳴っている三輪さんのギターの透き通る様なアルペジオは、楽曲の方向性を決めていると言っても過言ではないでしょう。三輪さん自身も「アルペジオに関しては自信がある」という旨の発言をなさっています。(素人目線からするとアルペジオ以外も十分過ぎるほど上手く聴こえますけどね)

 

 

アルペジオが綺麗な曲としては、「アパート」「ホタル」、そしてあの有名な「ロビンソン」などがあります。

 

スピッツ/ホタル

 https://www.youtube.com/watch?v=SWYwl0vIV60

 

スピッツ/ロビンソン

https://www.youtube.com/watch?v=51CH3dPaWXc 

 

◼︎マサムネさんのハイトーンボイス、三輪さんのアルペジオと言った高音域の音に対し、中音域〜低音域をカバーするかの様に自由自在に動き回って楽曲に多様性を齎しているのが田村さんのベースです。「歌っている」と称される様に、ベースラインはかなり動きます。それに加えて田村さんは、LIVEでは元々のベースラインの芯を崩す事なく更に自由に(色んな意味で)弾く時が多くて、CD音源との聴き比べが楽しいです。かと言えば、メロディアスなベースも弾けてしまうのが田村さんの凄いところです。

 

特にベースが活躍している曲は「探検隊」、「放浪カモメはどこまでも」、「holiday」などですね。ベースに関しては『◯◯を弾いてみた』を参考にしてみると分かりやすいと思います。

 

スピッツ/放浪カモメはどこまでも

https://www.youtube.com/watch?v=gV-F23mqKhU

 

 

個人的には、小さな生き物以降のアレンジではベースの歪みと音量が心なしか大きく音がクリアーになった気がするので、最近の音作りによるシンプルなバンドサウンドは本当に好みです。

 

 

 

 

 

 

◼︎草野さんの声、ギター、ベースを裏で支えるのが崎山さんのドラムですが、文句無しにメチャクチャ上手いです。スピッツは演奏技術が高いと一般的に評されますが、中でも崎山さんは上手いと評される事が多いです。

 

モーラー奏法と呼ばれる独特の奏法を体得しており、一音一音弾みがあるドラムが特徴的です。リズム感もあって一手一手が丁寧で安定したプレイを披露してくれます。崎山さんのドラムは学生時代に色んなバンドから引っ張りだこになるほど上手く、曰く「弦楽器陣が弾きやすいドラムを叩く」らしいです。

 

ドラムが活躍する曲と言えば「メモリーズカスタム」「渚」「夜を駆ける」などが有名ですかね。ドラムのフレーズが曲の世界観をサポートしている曲もあります。

 

 スピッツ/渚

https://www.youtube.com/watch?v=B7T4NNNWeHg

 

 

 

 

◼︎また、草野さんの作る曲は「シンプルなコード進行なのに独特なメロディ」と称される事が多いです。因みに草野さん曰く、「昔は以前の曲と似た様なコード進行なら没にしていたが、最近はいいかなって思っている」らしいです。それでも全然、良い曲を尽きる事なくお作りになってるんですけどねw

 

◼︎更に、曲時間も、特に最近の曲は3〜4分と短めに作ってあり、アルバム通して聴きやすいものが多いです。これは「アルバム通して聴く派」の自分にはありがたい。

 

 

 

 

 

★この様に、「音」に関して言えば「高い演奏力に裏打ちされた良質でコンパクトでシンプルなメロディ」がスピッツの魅力であるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

が、

 

 

 

 

実は、ここまで魅力的なサウンド面も実はスピッツ最大の美点ではないのです。スピッツの真骨頂は、その「詞」の世界観にあります。

 

 

 

 

 

次回はその「詞」と世界観に関して纏めたいと思います。

注意事項

  • このブログはスピッツの15thオリジナルアルバム「醒めない」発売を記念し、筆者が「スピッツ」及び「スピッツの楽曲」に対する個人的な思いの丈を整理する為に綴ったものであり、他のファンの方の解釈及び思想を批判・侵害するものではない事をご確認下さい。要は「他人に見せられる自分のメモ書き」みたいなものです。

 

  • その前提の上で、スピッツの楽曲をより深く意識する為の「何か」を、既存のファンの方・スピッツに興味を持ち始めた方に少しでも提供出来たら良いな、と思います。

 

  • 尚、当方はブログ初心者・音楽的知識ほぼ皆無であり、また上記の理由により筆者の主観が盛大に文章に混在しており諸々の部分にお見苦しい点があると思いますが、何卒ご容赦下さい。
 
 
  • 不確かな記憶を頼りに書いている部分も多いので、事実関係に誤りがあった場合、指摘して下さると助かります。